ニキビの原因となる皮脂を抑える薬とは
ニキビ治療に使用される皮脂分泌抑制剤とはその名の通りニキビの原因となる皮脂の分泌を直接抑えてくれる効果がある塗り薬で、全国各地にある皮膚科で受診すればだれでもすぐに処方してくれます。
有名なものだと硫黄成分とカンフルが配合されたローションタイプの抑制剤が挙げられ、これは皮脂を取り除くだけでなく毛穴に詰まった余計な角質や汚れを排泄させる効果も持っている為、べた付いた感じは一切なく清涼感溢れる使用感が人気を呼んでいます。
直接塗るタイプ以外にも体の内側から皮脂分泌を抑制する方法もあり、例えばビタミンB2やビタミンB6等ホルモンバランスを正しく調節することによって過剰な皮脂分泌を抑えることが可能です。
主にホルモンバランスが原因で出来る大人ニキビに対して効果があるので常に大人ニキビに悩まされている人にお勧めです。
皮膚科以外の施設でも抑制剤は処方してもらえるのか
そもそもニキビはれっきとした皮膚の病気なのでニキビ対策に特化した薬の処方は基本的に皮膚科を中心に処方してくれます。
ただし例外として女性のホルモンバランスの乱れによって引き起こされるニキビに対してのみは産婦人科などで処方してもらえることもあり、特に女性はホルモンバランスの乱れの原因として月経周期の乱れなども原因として挙げられますから皮膚科よりも産婦人科で対処してもらう方が適切な対策を勧めてくれるのです。
産婦人科などで処方してもらえるニキビ対策としては低用量のピルや母体に影響が少ないホルモン剤等女性の体に特化した抑制剤が揃っているので既に妊娠している方でも安心して処方してもらえるのが皮膚科には無い強みでもあります。
ただしニキビ治療の全てを抑制剤に任せるのは心もとないので予めしっかり生活習慣やニキビ発生の原因となる食生活の乱れなどを一度見直して体の免疫力を高めておくだけで早い段階からニキビ対策が可能です。