ニキビの炎症や発熱に効果のある抗炎症剤とは
抗炎症剤とはその名の通りニキビやその他の炎症を抑える効果がある薬を指し、広くは飲み薬から塗り薬まで幅広い用法がありますから自分に一番合った方法が選べるのが利点です。
またニキビ以外にも抗炎症剤には解熱作用効果も持っており、発熱を感じた時に飲んでおけばある程度熱を下げることが出来ます。
ただし抗炎症剤は発熱や炎症の痛みの原因そのものを治す力はありませんから抗炎症剤を服用してもそのまますぐ病気が治るわけではありません。
その他抗炎症剤を服用する際にはその他の薬の飲み合わせにも注意が必要で、例えば抗疑血薬や気分安定剤、リウマチ用の飲み薬などを併用してしまうとお互いの薬が反応してしまって相互作用を引き起こしてしまいますから抗炎症剤を服用する前に自分が現在服用している薬の種類を余さず医師に報告することを心掛けて下さい。
抗炎症剤による副作用について
抗炎症剤は体の腫れや炎症に伴う痛みを大きく無くす効果があるのですが、その分副作用もいくつかあるので事前にそれらの副作用を理解してから服用する必要があります。
最も多い副作用が胃腸症状で最悪重症化する恐れは極端に低いものの、体質によっては皮膚のあちこちに発疹が出来たり、喘息の発作症状を引き起こす可能性があるので気を付けなければいけません。
特に服用するのに気を付けておいてほしいのがアレルギー体質の人や免疫力が弱くなっている高齢者で、下手をすると賢臓や肝臓の動きが悪くなるだけでなくそれに伴って胃潰瘍や消化性潰瘍などを発症させてしまうことが大きいので要注意です。
リウマチ持ちで長期間抗炎症剤を服用する人は定期的にかかりつけの医師に診断を受けてもらい、体に異常がないかどうか検査しておくと安心ですし万が一の病気に備えてすぐに対処方法を考えてくれます。
あと妊娠中はおなかの赤ちゃんにも強い影響を与えてしまうので出来るだけ抗炎症剤の使用は控えた方が良いです。