ニキビは市販の薬でも効果があるのか
ニキビに対して効果的な薬には市販薬の物と直接病院でもらう処方薬の二種類に大きく分けられ、ニキビの症状によって効果のある薬の種類が異なります。
市販薬でも直せるニキビには白ニキビと赤ニキビ、黄ニキビの3種類があり、白・赤・黄の順にニキビの症状が進行しますので、炎症が進むごとに薬が効きづらくなる点に要注意です。
ニキビの炎症をすぐに抑えたい時には炎症に良く効く塗り薬の使用がベストですが、それでも一時的にニキビの進行を遅らせるだけなので基本的には外ではなく体の内側から直していくと良いです。
例えば古くから効果を持つとされている漢方薬は比較的どこのお店でも入手しやすい上に最近の漢方薬は飲みやすく作られていますから誰でも簡単に処方できる点が注目されています。
薬で治すと同時に普段脂分や脂肪分といったニキビを作り出す要素を出来るだけ摂取しすぎないで、食生活の見直しも一緒に気を付けるとより効率よくニキビ予防が出来るのです。
病院で処方してもらえるニキビ薬の特徴とは
皮膚科などの病院で処方されるニキビ用の薬には主に抗炎症剤と抗生物質の2種類がメインとなって構築されており、ニキビ患部の炎症を大幅に抑えたりニキビの元となるアクネ菌などを除去する効果を持っています。
抗炎症剤はニキビの炎症進行を抑えてくれる薬のことで、赤ニキビや黄ニキビといった特に症状がひどい時に効果を発揮してくれます。
ただあくまでも炎症を抑えてくれるだけなので根本的にニキビそのものを無くすことが出来ません。
どうしても炎症による痛みが耐えられない時やニキビを人前に見せたくないといった時に使用すると便利です。
対して抗生物質はニキビ菌そのものを除去できる薬で、初期症状である白ニキビに対して抜群の効果を発揮します。
ニキビ菌やアクネ菌などに直接殺菌するのでいち早く効果が出るのが魅力なのですが、その分強すぎる効果なのでめまいや発疹といった副作用が出てしまう点に注意です。